研究課題
研究活動スタート支援
生理活性脂質リゾホスファチジン酸(LPA)の受容体の1つであるLPA3の迷走神経興奮作用について、心筋梗塞時の機能に着目した解析を行った。その結果、有機化学的に合成したLPA3アゴニストは心筋梗塞の壊死面積を減少させることが明らかとなった。また臨床検体において心筋梗塞患者の血中LPAレベルは、特にLPA3に活性の強い不飽和型LPAが選択的に上昇していることを見出した。さらにこのメカニズムとしてLPA産生酵素オートタキシンの基質となる不飽和型リゾリン脂質の産生亢進による可能性が新たに示唆された。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件) 図書 (1件) 備考 (1件)
J. Biochem
巻: 155 号: 4 ページ: 235-241
10.1093/jb/mvt114
http://www.pharm.tohoku.ac.jp/~seika/H24/index.html