研究課題/領域番号 |
24890036
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
木村 雅文 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (50637121)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 下行性抑制 / 神経障害性疼痛 / モルヒネ / オピオイド / セロトニン / 下行性促進 |
研究概要 |
現在、多くの患者さんが痛みに苦しんでいる。その痛みのうちの一つである神経障害性疼痛に対して、強力な鎮痛薬であるモルヒネの鎮痛効果が弱くなる可能性が医療の現場で指摘されている。ネズミを使ったこの研究からも同じ様な結果が得られた。その鎮痛効果が弱まる原因として、痛みを伝えている脊髄においてセロトニンという物質が通常では痛みを抑えるために作用しているが、神経障害性疼痛では痛みを起こすために作用していることが分かった。そして、モルヒネはそのセロトニンを増加させる作用があることも明らかとなった。これらの結果から、セロトニンの作用をブロックする薬剤が神経障害性疼痛の治療に効果がある可能性が明らかとなった。
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