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破骨細胞分化が見えるトランスジェニックメダカを基盤とした器官形成メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 24890068
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関東京工業大学

研究代表者

茶谷 昌宏  東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (80628628)

研究期間 (年度) 2012-08-31 – 2014-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2013年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードメダカ / 破骨細胞
研究概要

申請者らはメダカを用いてトランスジェニックラインを作製し、破骨細胞を生きた状態で追跡する系を確立した。今回、その利点を活かし、in vivo における破骨細胞分化についての解析を進めた。NFATc1は破骨細胞の分化に必須の転写因子として知られているが、そのin vivoでの役割はまだ明らかとなっていない。我々はメダカNFATc1について調べ、TILLING法を用いてノックアウトメダカの作製を検討した。数千クローンから解析した結果、第2エキソンでナンセンス変異を生じるラインを得ることに成功した。この変異体ではDNA結合ドメインを完全に欠失しており、転写因子としての機能を完全に失っていると考えられる。またメダカにおいてNFATc1遺伝子が二つ存在することが明らかとなり、その遺伝子の使い分けを調べながら、in vivoにおける作用を明らかにすることを目指す。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

破骨細胞分化に関与する遺伝子の変異体作製を行った。TILLING法による解析では必ずしも変異体が得られるわけではないが、我々は2系統のNFATc1変異体(終始コドンがそれぞれ異なる)を得ることに成功した。さらにバッククロス6回を終了しており、これから表現型を調べることが出来、新しい機能が明らかになることを期待している。その一方、NFATc1が転写因子であるため、その発現を追うことは容易ではなく、それはこれからの課題である。

今後の研究の推進方策

NFATc1の内在性の発現を追跡する。NFATc1を特異的に発現するトランスジェニックラインを作製し、どの破骨細胞で機能しているのかを調べる。これまでに作製できた変異体の表現型を明らかにする。

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 工藤・川上研究室

    • URL

      http://www.kudo.bio.titech.ac.jp/Index2.htm

    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

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公開日: 2012-11-27   更新日: 2019-07-29  

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