研究課題/領域番号 |
24890085
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
林 由美 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30632707)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 衛生 / 栄養 / リスク評価 / 胎生期曝露 / 低栄養 / 脳 / 胎生期低栄養 / グルコース / DEHP |
研究概要 |
胎生期フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)曝露は、新生仔のグルコース濃度を減少させ、低栄養状態を引き起こした。また、グルコースが重要な栄養源となる脳での影響を検討したところ、記憶に関わる因子がDEHP曝露によって変化した。また、離乳後に高脂肪食を摂取すると、記憶に関わる多くの因子が変化しており、食事環境による影響が認められた。これらのことから、胎生期DEHP曝露は低栄養状態を引き起こし、成長後の脳へ影響を与える可能性が考えられた。これらのメカニズムについては更なる検討が必要である。
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