研究課題/領域番号 |
24890095
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
河合 朋樹 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20631568)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 下部消化管学 / 免疫学 / 炎症性腸疾患 / MAIT細胞 / クローン病 / 潰瘍性大腸炎 |
研究概要 |
近年になりMucosal associated invariant T (MAIT)細胞と呼ばれる自然免疫系のTリンパ球と自己免疫疾患との関わりが報告されており、IBD患者におけるMAIT細胞の解析を行った。IBD患者と、健常者を対象とした解析で、末梢血中MAIT数とMAIT比はIBD患者が有意な低下を認めた。IBD患者の腸粘膜におけるMAIT数も有意な低下を認めた。またIBD患者では末梢血中MAIT細胞の活性化カスパーゼ陽性率が有意に上昇していた。以上の結果からMAIT細胞のアポトーシス亢進やMAIT細胞の末梢血、及び腸粘膜における減少がIBDの病態に関与している可能性が示唆された。
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