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AhrによるmicroRNAの発現調節を介したTh17細胞の分化制御機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号 24890107
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関大阪大学

研究代表者

中濱 泰祐  大阪大学, 学内共同利用施設等, その他 (10636187)

研究期間 (年度) 2012-08-31 – 2014-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2013年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードmicroRNA / Th17 / AHR / autoimmune disease
研究概要

今回の研究成果から、Aryl hydrocarbon receptor (AHR) 依存的に発現上昇するmiR-132/212 clusterがTh17細胞の分化に寄与している事が解明された。また、Th17細胞が発症の主因であると考えられている実験的自己免疫性脳脊髄炎 (EAE) をmiR-132/212 cluster欠損 (KO) マウスにおいて誘導した結果、コントロールマウスに比べ、有意に症状が抑制されていた。EAEを誘導したmiR-132/212 cluster KOマウスにおいてはTh17細胞が低下しており、in vitro、in vivoの両面からmiR-132/212 clusterがTh17細胞の分化において重要である事が明らかになった。更に、マイクロアレイによる網羅的解析により、コントロール細胞に比べ、miR-132/212 cluster KO細胞においてBcl-6が高発現している事が示された。Bcl-6はTh17細胞の分化に抑制的に働く因子の一つとして知られており、Bcl-6 mRNAの3'UTRを用いたルシフェラーゼアッセイにより、miR-212との相互作用が認められた。以上の結果から、AHR依存的に誘導されるmiR-132/212 clusterはBcl-6の発現抑制を介してTh17細胞の分化を促進している事が考えられた。関節リウマチや多発性硬化症などの自己免疫疾患の発症にはTh17細胞が深く関与していると考えられている。本研究の成果から、miR-132あるいはmiR-212のアンチセンスオリゴヌクレオチドなどを阻害剤として用いる事が自己免疫疾患における新たな治療方法の確立に繋がる可能性が示された。

現在までの達成度 (区分)
理由

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] AHR-mediated induction of miR-132/212 cluster enhances TH17 cell differentiation2012

    • 著者名/発表者名
      Taisuke Nakahama
    • 学会等名
      日本免疫学会学術集会
    • 発表場所
      神戸国際展示場
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

URL: 

公開日: 2012-11-27   更新日: 2019-07-29  

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