研究課題
研究活動スタート支援
内蔵脂肪組織でのアディポカイン分泌異常がメタボリックシンドロームの病因であり、その発現や機能調節の解明は新たな治療法開発に繋がる。そこで、その1つであるオメンチン発現の調節因子を検討した。Caco-2細胞でのオメンチン mRNA発現はインスリンで抑制、糖質コルチコイドで上昇した。オメンチン遺伝子上流1.5 kbのプロモーター解析では、これらの刺激に対する反応は認めず、1.5kbより上流の領域の関与が示唆された。一方、 HepG2細胞溶解液に含まれるタンパクから抗アディポネクチン抗体で共沈してくる新規の結合タンパクを同定した。この結合には糖鎖は関与せず、新たな結合様式が示唆された。
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