研究課題
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嚥下運動における顎位 (顎運動) を制御している末梢性神経および中枢性の神経機構の解明をめざす本申請研究において、顎運動を支配する三叉神経運動ニューロンを直接制御している孤束核内の三叉神経運動前ニューロンの様態、ならびにそれらの運動前ニューロンへの一次求心性神経ならびに大脳皮質からの投射様態について、形態学的に解明した。結果、同運動前ニューロンが、嚥下などを誘発する咽頭・喉頭の粘膜感覚などの末梢性入力や、最高次中枢である大脳皮質、特に情動や自律神経機能に関わる島皮質からの中枢性入力によって制御されていることが示唆された。本研究結果は、Brain Research 誌に掲載されている。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件)
Brain Res
巻: Vol 1540 ページ: 48-63
Orthodontic Waves
巻: Vol. 72 ページ: 112-118
巻: 1540 ページ: 48-63
10.1016/j.brainres.2013.10.009
巻: 72 ページ: 112-118