研究課題
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カルボニル化合物の事前活性化を行うことなく、直接的かつ触媒的なα位のアミノ化反応を達成した。本反応では従来法では必須であった強塩基を必要とせず、反応系中にてカルボニル化合物のエノラート化とアミノ化試薬の酸化的カップリング反応を一段階にて行う反応である。また本触媒反応では、エステルやケトン存在下においても望みのα位のみを、化学選択的にアミノ化することが可能である。またアミノ酸誘導体の官能基化反応において、反応性の高いアミノ基を保護することなく、触媒制御による水酸基選択的な反応を開発した。本反応では、アミノ基無保護のセリン含有ペプチドにおいて、水酸基選択的に反応を進行させることに成功した。
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http://green.phar.kyushu-u.ac.jp