研究課題/領域番号 |
24890185
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
市川 佳子(松本佳子) (市川 佳子 / 松本 佳子) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (30277892)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 心的外傷 / 女性 / 集団精神療法 / レジリエンス |
研究概要 |
精神科病棟に入院中の女性患者を対象とした「娘グループ」の元コンダクターであった研究者が、娘グループの後継グループである「レディースグループ」で研究者として参加観察を行った。グループは、「娘グループ」時代と主要参加メンバーは変わらないものの、コンダクターの交代によって、その名称の変化に象徴されるような語りの内容の変化を見せた。新しいグループでは老いの受容、生々しい性的外傷体験、そして死をめぐる体験が語られる中で、それぞれの女性たちのレジリエンスが示された。レディースグループの実践から、看護師自身の家族の看取りといった個の体験と、専門職としてのケアをつなぐためのサポートが必要であると考えられた。
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