研究課題/領域番号 |
24890188
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
小泉 真一 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), その他 (70636547)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 樹状細胞 / 腸管免疫 / 転写因子 |
研究概要 |
樹状細胞 (Dendriric cells ; DC) には複数のサブセットが存在し、それぞれが少しずつ異なった機能を持ち、多様な免疫応答を制御している。なかでも腸管粘膜固有層樹状細胞 (Lamina propria dendritic cells ; LPDC) は腸管免疫系の中枢を担い、常に大量の異物が存在する腸管という特殊な環境において、その恒常性を保つために独特な機能を持つ。しかしながら、LPDCの分化や機能発現を制御している分子機構は完全には明らかになっておらず、その多様かつ特殊な機能がいかにして維持されているかは、現在の免疫学における大きな謎である。そこで申請者は、樹状細胞分化に関与することが知られている転写因子であるIRF4およびIRF8に注目し、LPDCの分化・機能における転写因子の役割について研究を行っている。 本年度は、LPDCの単離法の確立を行った。その結果、小腸および大腸の粘膜固有層よりLPDCを単離する手法を確立することができた。さらに、IRF4およびIRF8欠損マウスの小腸および大腸の粘膜固有層より細胞を単離し、解析を行ったところ、一部のLPDCサブセットの著しい減少が確認された。また、より正確にLPDCにおけるIRF4およびIRF8の機能を明かにするために、DC特異的にIRF4およびIRF8を欠損したマウスを入手し、現在解析の準備を進めている。今後、IRF4およびIRF8依存的に分化するLPDCサブセットの腸管免疫系における役割を明らかにし、さらにその機能発現の分子機構について解析を進める予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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