研究課題
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Lysine-specific demethylase 1 (LSD1) はフラビン依存的な酸化反応により、メチル化されたリシン残基を脱メチル化する酵素で、がんの新たな分子標的として知られている。トラニルシプロピン(PCPA)がLSD1阻害薬として最も利用されているが、弱い活性、低い選択性が問題とされている。そこで、本研究では、阻害剤を標的酵素に効率的に送り届ける「究極のドラッグデリバリー型分子」という新概念を提唱し、それに基づいたLSD1阻害薬の設計,合成および活性評価を行った。その結果、PCPAをLSD1へ直接運ぶ一連のLSD1阻害薬の創製に成功した。
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Computational and Structural Biotechnology Journal
巻: 9 号: 14 ページ: e201402002-e201402002
10.5936/csbj.201402002
Angewandte Chemie International Edition
巻: 52 号: 33 ページ: 8620-8624
10.1002/anie.201303999