研究課題/領域番号 |
24890200
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
小川 覚 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 助教 (50636131)
|
研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 血栓 / 止血 / 人工心肺 / フローチャンバー / 血流 / 血小板 / 抗凝固薬 / 人工心肺手術 |
研究概要 |
人工心肺後には、濃厚血小板液輸注による血小板の量的・質的補充が治療の中心となっているが、投与基準となるデータやそのモニタリング法は未だ確立していない。本研究では、人工心肺手術予定患者からの採取する検体を使用し、血流環境下で形成された血小板血栓形成を多面的に観察することで、臨床的な血小板数と機能の低下の相互関係を調査した。結果、人工心肺は、血液希釈による血小板数の低下と血小板機能低下の両者により、血小板形成能を低下させた。また、抗凝固薬は、局所でのトロンビン濃度低下により血小板形成にも影響を及ぼした。周術期の止血モニタリングには、血流を反映できるあたらしい装置の開発が有用であることが示唆された。
|