研究課題/領域番号 |
24890233
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
平井 崇久 順天堂大学, 医学部, 助教 (30626669)
|
研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 放射線増感 / γ線 / X線 / 陽子線 / 炭素線 / PARP / PARP阻害剤 / マウス脳転移モデル / ガンマ線 |
研究概要 |
本研究においてPoly(ADP-ribose) polymerase阻害剤(AZD2281)の陽子線に対する増感効果を細胞レベルで見いだし、その機構がDNA損傷応答を作用点とすることを示した。この結果はAZD2281が光子線治療と同様に陽子線治療においても、少ない有害事象でより高い抗腫瘍効果実現に寄与できる可能性を示唆する。 また、放射線増感候補薬剤のin vivoでの有効性検証のため、マウス脳内へのがん細胞株注入により脳転移マウスを作成した。しかし、腫瘍生着率の低さからマウスモデルを大腿部皮下の移植片モデルへ変更した。同モデルにおいてX線とAZD2281併用群での抗腫瘍効果の増強が観察された。
|