研究課題
研究活動スタート支援
重度異常絞扼反射では歯科治療が困難なため鎮静管理を要するが、反射の抑制に難渋する。そこで我々は重度異常絞扼反射患者に対し超短時間作用性の麻薬であるレミフェンタニル(RF)を併用した静脈内鎮静法を施行した。異常絞扼反射によりミダゾラム(M)とプロポフォール(P)の併用では処置が不成功に終わった患者6例で(RF)の併用により、6例とも異常絞扼反射を有意に抑制し、処置を成功することができた。また、(RF)の併用により(P)の投与量を減量できた結果、意識下鎮静が保たれ、術者の満足度が有意に高い結果が得られた。(P)の減量により健忘効果は減弱したが、患者の満足度にはあまり影響しない傾向が見られた。
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