研究課題
研究活動スタート支援
神経堤細胞が自発的に卵形嚢有毛細胞として再生することを見出した。神経堤細胞をGFP標識したマウスの卵形嚢器官培養実験を行った。ゲンタマイシンを用いて、すべての卵形嚢有毛細胞の感覚毛を一旦完全に消失させた後、14日間器官培養した。器官培養終了後の卵形嚢感覚上皮において、GFP陽性細胞(神経堤細胞)が存在し、その一部は卵形嚢有毛細胞マーカーであるMyosin VIIaを発現していた。これらの結果は、神経堤細胞が自発的に感覚毛を再生する卵形嚢有毛細胞の一部であることを示唆している。
すべて 2012 その他
すべて 学会発表 (4件)