研究課題
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本研究は,慢性糸球体腎炎で最多の疾患であるIgA腎症(IgAN)に認められる糖鎖異常IgA1の糖鎖構造を,高分解能質量分析計にて詳細に解析し,本症特異的な糖鎖構造の同定を試みた。ガラクトース(Gal)欠損を伴う糖鎖構造は健常者血清IgA1にも認めたが,IgAN血清IgA1により多く認めた。糖鎖付着部位の解析により,Gal欠損糖鎖付着部はランダムでなく,主に3ヶ所に限定することが明らかとなったが,健常者でも同部位に認めた。IgAN患者血清糖鎖異常IgA1の構造が糖鎖付着部位を含めて明らかとなった。詳細な異常糖鎖構造の同定はバイオマーカー開発や特異的な治療の開発へ大きな貢献となると考えられる。
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PLoS ONE
巻: (In-press)
口腔・咽頭科
Clin Exp Nephrol
巻: 17 ページ: 218-24
10031169469
J Glycobiol
巻: 1 ページ: 103-103
http://fujita-jin.blogat.jp/blog/2013/02/iga-f52d.html