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小学校外国語活動におけるCan-Do評価による評価システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 24908049
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅰ(文科系)
研究機関上越教育大学

研究代表者

茂木 淳子  上越教育大学, 大学附属小学校, 教諭

研究期間 (年度) 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2012年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード外国語活動 / Can-Do評価 / Hi,friends!
研究概要

○研究目的:小学校外国語活動において、児童の学習意欲を高めるためのCan-Do評価を開発・実践し、その効果を明らかにする。
○研究方法
(1)外国語活動の実施Hi,friends!を活用した外国語活動
(2)Can-Do評価の作成
(3)アンケートの実施
○研究成果
本研究の結果、Can-Do評価を活用した外国語活動において、児童にとって魅力的で満足感を得ることのできる活動を実施することができた。
指導と評価は、表裏一体である。そこで、Can-Do評価の作成に当たって、次の○項目に留意した。この評価は、4段階の自己評価からなる。第1段階は「まだ自信をもってできない」という状態であり、該当児童が0であることが望ましい。第2段階は「自信は十分ではないが、何らかの手助けがあればできる」という状態である。したがって、活動中に何らかの手助けが保障されていなければならない。第3段階は「多くの児童ができる」という状態であり、全体の8割がここまで到達することを目標とする。第4段階は「発展的な活動ができる」という状態であり、活動の中に自信のある学習者を飽きさせないような挑戦的な取り組みを設定する必要がある。つまり、活動の前に、支援を必要とする児童やもっと活躍の場を必要とする児童をともに満足させるような配慮をすることで、活動が充実し、児童の満足感も高まるという結果を得ることができた。
外国語活動を担当する者は、通知表や指導要録に活動の所見を記入しなければならない。ややもすると学期末に評価のための評価をしがちである。しかし、このような評価方法を採択することで、活動が充実し、児童の自己評価もでき、児童の学びの履歴ともなる。有効な方法であるといえる.

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] CLIL(内容言語統合学習)的外国語活動の実践とその効果2013

    • 著者名/発表者名
      茂木淳子
    • 雑誌名

      教育実践研究

      巻: 23 ページ: 13-18

    • NAID

      120005265746

    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Can-Do評価で「できる感」UP!2013

    • 著者名/発表者名
      茂木淳子
    • 雑誌名

      教育創造

      巻: 173 ページ: 42-43

    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2020-05-15  

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