研究課題/領域番号 |
24H00006
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研究種目 |
特別推進研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
中村 隆司 東京工業大学, 理学院, 教授 (50272456)
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研究分担者 |
近藤 洋介 東京工業大学, 理学院, 助教 (00455346)
三木 謙二郎 東北大学, 理学研究科, 准教授 (80727090)
大津 秀暁 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, チームリーダー (90302075)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
642,590千円 (直接経費: 494,300千円、間接経費: 148,290千円)
2024年度: 87,620千円 (直接経費: 67,400千円、間接経費: 20,220千円)
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キーワード | 中性子原子核 / 中性子過剰核 / 不安定核 / 核力 / 中性子星 |
研究開始時の研究の概要 |
中性子だけでできた「中性子原子核」は存在しうるのか。本研究は、その存在や性質がいまだによくわかっていない中性子原子核について、2-,4-,6-中性子系に焦点を絞り、複数個の中性子を同時測定する新方式の中性子検出器を建設し、中性子原子核に対する世界初の本格的分光実験を行うものである。中性子原子核の研究を通じて、未知の核力成分や核多体効果を明らかにし、原子核の第一原理計算やQCD計算のベンチマークとなる基礎データを与える。中性子原子核は強い相互作用のみで凝集した新量子系としてみなせ、あらたな殻構造なども期待される。さらに、中性子星の構造の解明や、中性フェルミ粒子系としての普遍性の解明にも資する。
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