若いトランジット惑星で解き明かす原始惑星系円盤晴れ上がり後の惑星の進化

• 研究課題/領域番号: 24H00017
• 研究種目: 基盤研究(S)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 大区分B
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 成田 憲保 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60610532)
• 研究分担者: 平野 照幸 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(機構直轄研究施設), アストロバイオロジーセンター, 准教授 (10727449) ; 福井 暁彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任助教 (60632049) ; LIVINGSTON JOHN・HENRY 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(機構直轄研究施設), アストロバイオロジーセンター, 特任助教 (60848555) ; 小久保 英一郎 国立天文台, 天文シミュレーションプロジェクト, 教授 (90332163) ; 堀 安範 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(機構直轄研究施設), アストロバイオロジーセンター, 特任助教 (40724084)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 207,740千円 (直接経費: 159,800千円、間接経費: 47,940千円); 2024年度: 88,140千円 (直接経費: 67,800千円、間接経費: 20,340千円)
• キーワード: 太陽系外惑星 / トランジット / 観測装置開発 / 惑星大気 / 惑星軌道進化

研究開始時の研究の概要

惑星は年齢が10億年以下の若い時期に、質量、半径、軌道、大気に大幅な変化が生じる「進化」が起きると考えられている。この進化過程にある若い惑星の観測的知見は、惑星と惑星系の多様性の成因解明に欠かせない。本研究では、南半球に独自の観測網を構築することで、これまで発見数が少なかった「若いトランジット惑星」を100個程度発見し、惑星の公転周期と半径の分布が年齢とともにどう移り変わるのかを明らかにする。さらに発見された若いトランジット惑星の質量、軌道、大気を追観測によって特徴付ける。そして、得られた観測的知見と整合的な惑星進化の理論を構築することで、多様な姿を持つ惑星と惑星系の成因を解明する。