研究課題/領域番号 |
24H00074
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分K
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
関 宰 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授 (30374648)
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研究分担者 |
板木 拓也 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 研究グループ長 (30509724)
山本 正伸 北海道大学, 地球環境科学研究院, 教授 (60332475)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
205,660千円 (直接経費: 158,200千円、間接経費: 47,460千円)
2024年度: 74,620千円 (直接経費: 57,400千円、間接経費: 17,220千円)
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キーワード | 気候不安定化 / ティッピング・カスケード / 最終間氷期 / 気候変動 |
研究開始時の研究の概要 |
地球温暖化問題の中でも、世界的に深刻な影響をもたらす危険性がある“気候危機の真打”は「気候の不安定化」である。また、「ティッピング・カスケード」として知られる気候転換の連鎖反応の発生も危惧されている。本研究では近未来に直面する+1.5から+2℃の温暖化世界で「気候不安定化、ティッピング・カスケードという厄災の扉は開かれるのか?」という核心的な問いに“温暖気候データ駆動”のアプローチで挑む。連鎖反応の鍵となる可能性のある世界各地域において、実際に将来直面すると考えられるような過去の温暖期を対象に、温暖気候データセットを生成し、人類の脅威となるような重大な異変が生じていなかったかどうかを検証する。
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