| 研究課題/領域番号 |
24H00092
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
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| 研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
山田 真寛 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 准教授 (10734626)
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| 研究分担者 |
岩崎 典子 南山大学, 人文学部, 教授 (30836028)
小嶋 賀代子 (下地賀代子) 沖縄国際大学, 総合文化学部, 教授 (40586517)
横山 晶子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 助教 (40815312)
藤田ラウンド 幸世 大東文化大学, 外国語学部, 特任准教授 (60383535)
谷口 ジョイ 静岡理工科大学, 情報学部, 教授 (80739201)
半嶺 まどか 名桜大学, 国際学部, 准教授 (10883845)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2026年度)
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| 配分額 *注記 |
47,580千円 (直接経費: 36,600千円、間接経費: 10,980千円)
2026年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2025年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2024年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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| キーワード | 琉球諸語 / 言語復興 / 消滅危機言語 / 沖永良部島 / 琉球語 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は、消滅危機言語と言われている琉球沖永良部語の記録保存(言語資料を残す静態保存)と継承保存(世代間継承によって話者を残す動態保存)を並行して進めることで、消滅危機言語の保存という社会課題を解決する実践研究である。様々なプロジェクトを地域言語コミュニティと協働して行うことで、彼らが自分たちの言語を自分たちの手で記録・継承する力を習得し、地域言語コミュニティによる持続可能な言語の保存を目指す。基盤研究(B)で行った前身プロジェクトを発展させ、本研究は特に、直接的な継承保存の実践となる「話者を増やす」ための研究を進める。
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| 研究実績の概要 |
【沖永良部島】 ◆流暢な話者(マスター)と学習者(アプレンティス)からなるペア9組で6か月サイクルの言語習得プログラムを実施し、最初のサイクルを完了した。◆知名町中央公民館講座「しまむにサロン」を毎月開講し、約20名を対象に市民科学者の育成を行った。同講座受講生を中心に始められた田皆集落と玉城集落での辞書制作事業をサポートし、編集委員会のファシリテーション支援やデータベース整備などのバックヤード支援を行った。上平川方言話者による辞書制作もバックヤード支援を行っている。◆「危機的な状況にある言語・方言サミット八丈島大会」に沖永良部島のコミュニティメンバー5名が参加し、辞書制作事業と言語習得プログラムのブース出展を行った。 【成果発信】 ◆国際学会ICLDC9ではプロジェクトチームとして、SS25でもほぼ全員が研究発表を行ったほか、その他の国際学会でもメンバーが研究発表を行い、プロジェクトに対するフィードバックを得た。◆一般向けイベント(NINJALフォーラム)を開催してプロジェクトメンバー全員が発表を行ったほか、国立国語研究所のオープンハウスイベント「ニホンゴ探検」および商業施設グランデュオ立川においてもプロジェクトの取り組みを発信した。講演やブース出展のほか、ステージパフォーマンス、ワークショップ、方言絵本読書コーナーなど、様々な発信コンテンツを試し今後の発信に対するフィードバックを得た。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
1: 当初の計画以上に進展している
理由
沖永良部島で計画していたプロジェクトはすべて順調に進んだ。加えて、玉城集落出身の公民館講座受講生を中心に辞書制作事業が開始され、先行する田皆集落と同様にコミュニティメンバーが編集委員会を組織して語彙収集と用例作成を行い、研究者がデータベース整備などのバックヤード支援を行っている。また玉城集落では約2,000語の語彙集を仮印刷して集落全戸に配布し、集落民から約1,500項目の追加提案を受けた。本プロジェクトが概念としての「沖永良部語」ではなく、その下位区分である島内諸方言一つ一つの保存の目的としていることが認知され、方言保存意識が集落全体で醸成されたと言える。 初年度から国際学会や一般向けの多くの成果発信を行うことができた。これらの多くが複数のプロジェクトメンバーや時には全員によるものであり、発信機会であると同時にメンバー間の情報共有の機会としても活用することができた。さらに研究者メンバーだけでなく、協働しているコミュニティメンバーがプロジェクト成果を発信していることは、コミュニティとの協働と市民科学者の育成が高いレベルで進んでいることを示していると考えられる。
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| 今後の研究の推進方策 |
プロジェクトを継続して進める。言語習得プログラムの1サイクル目評価の分析を行い、問題点を解決しながら2サイクル目を実施する。
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