研究課題/領域番号 |
24H00121
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
風間 計博 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (70323219)
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研究分担者 |
北村 毅 大阪大学, 大学院人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 教授 (00454116)
飯高 伸五 高知県立大学, 文化学部, 教授 (10612567)
小林 誠 東京経済大学, コミュニケーション学部, 准教授 (10771826)
石村 智 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 無形文化遺産部, 部長 (60435906)
丹羽 典生 国立民族学博物館, グローバル現象研究部, 教授 (60510146)
深田 淳太郎 三重大学, 人文学部, 准教授 (70643104)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
29,900千円 (直接経費: 23,000千円、間接経費: 6,900千円)
2024年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 文化人類学 / 記憶継承 / 戦跡 / 太平洋戦争 / オセアニア |
研究開始時の研究の概要 |
太平洋戦争から80年を経た現在、戦地の直接経験者および同世代の人々は、ほぼ鬼籍に入った状態である。太平洋島嶼側でも戦時の体験を語る年配者は、すでにほとんど亡くなっている。すなわち、直接的な戦争経験の記憶は、喪失状態にある。現時点においても、世界各地で戦闘が治まらないなか、過去の戦争に関わる記憶継承は、きわめて重要な課題であり続けている。そうした世界情勢のもと、本研究では、太平洋戦争に着眼し、巻き込まれた島々および沖縄の戦跡や周辺環境が、現在を生きる人々にいかなる影響を及ぼし、大量死に関わる特異なモノや場所がいかなる効力を発揮しうるのか、逆に忘却されていくのかを人類学的に考察する。
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