研究課題/領域番号 |
24H00130
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
小長谷 有紀 国立民族学博物館, その他部局等, 名誉教授 (30188750)
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研究分担者 |
渡邊 三津子 文教大学, 国際学部, 准教授 (10423245)
リングホーファー 萌奈美 帝京科学大学, 生命環境学部, 講師 (20767339)
鈴木 康平 東京農業大学, 地域環境科学部, 助教 (60791994)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
28,600千円 (直接経費: 22,000千円、間接経費: 6,600千円)
2024年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 大型家畜 / 去勢オス / 遺失 / 探索 / 旅行記 |
研究開始時の研究の概要 |
モンゴル高原では、歴史的に大型家畜の去勢オスが役畜として軍事力の基盤を提供してきた。現代の牧畜においても去勢オスの割合は大きい。とりわけ大型家畜の去勢オスの群れは宿営地付近で放牧されないため、人びとはしばしば畜群を見失い、そのたびに<探索>に出かけて、しばしば日常的な日帰り放牧よりも時間コストをかけている。これまで等閑視されがちであった宿営地にいない家畜に的をしぼり、その喪失と探索という切り口から、人びとの動物行動学エソロジー的知識を収集するとともに、家畜の自律性に依存する牧畜システムという視点から、遊牧論を再考する。
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