研究課題/領域番号 |
24H00215
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高田 昌広 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 教授 (40374889)
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研究分担者 |
大里 健 千葉大学, 先進科学センター, 助教 (00914277)
西道 啓博 京都産業大学, 理学部, 准教授 (60795417)
白崎 正人 統計数理研究所, 統計思考院, 助教 (70767821)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
47,450千円 (直接経費: 36,500千円、間接経費: 10,950千円)
2024年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | S8問題 / ダークエネルギー / ニュートリノ質量 / 原始パワースペクトル |
研究開始時の研究の概要 |
すばる望遠鏡広視野カメラHSCのイメージング観測の宇宙論解析では,現宇宙の構造形成の成長度合いを特徴づける物理パラメータ「S8」を約3%の精度で測定した。しかし,そのHSCのS8の値は,初期宇宙の宇宙背景放射データが示唆する宇宙模型を現宇宙まで外挿した宇宙のS8の値と一致しないというS8不一致問題が明らかになった。すばる広視野多天体分光器PFSは,HSCと同じ天域にある,広い赤方偏移範囲0.6<z<2.4にある約400万個の輝線銀河を分光観測する。本研究の目的は,HSCとPFSデータの統合宇宙論解析を行い、S8不一致問題の真偽に決着をつけることである。
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