研究課題/領域番号 |
24H00225
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岸本 忠史 大阪大学, 核物理研究センター, 特任教授 (90134808)
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研究分担者 |
硲 隆太 大阪産業大学, デザイン工学部, 教授 (00379299)
小川 泉 福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (20294142)
飯田 崇史 筑波大学, 数理物質系, 助教 (40722905)
和田 道治 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (50240560)
羽場 宏光 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 室長 (60360624)
福田 光宏 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (60370467)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
47,710千円 (直接経費: 36,700千円、間接経費: 11,010千円)
2024年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | 濃縮48Caっ同位体 / 二重ベータ崩壊 / 超重元素 / 遠心分離法 / 超遠心機 |
研究開始時の研究の概要 |
基礎研究に必須でありながら、今まで有効な濃縮法が無かったので、限られた量しか研究に使えなかった48Caを、近年発展した超遠心機を用いて遠心分離法で濃縮する研究計画である。自然存在比が0.187%と小さく高価(数億/10g)だが、ニーズの高まりから今や購入も難しい。我々は、最も有効な濃縮法の遠心分離法が気体にしか使えないという常識を覆し、水溶液で実証した。遠心分離法の開発から1世紀以上経って初めてである。論文発表は米コロンビア大グループに先行されたが、我々は論文にない具体的な方法まで調べており、特許を申請している。ビーム物理と非加速器物理の研究者が協力して48Caの濃縮を実現する研究計画である。
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