研究課題/領域番号 |
24H00232
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
新山 雅之 京都産業大学, 理学部, 教授 (90455361)
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研究分担者 |
MA YUE 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 専任研究員 (80639576)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
47,970千円 (直接経費: 36,900千円、間接経費: 11,070千円)
2024年度: 28,600千円 (直接経費: 22,000千円、間接経費: 6,600千円)
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キーワード | ハドロン物理 / 原子核物理 |
研究開始時の研究の概要 |
我々の体重など物質の質量は99%が原子核の質量です。原子核を作る核子はクォークでできていますが、クォークの質量を足しても核子の質量には足らず、核子の質量は強い相互作用が引き起こすクォーク凝縮によって生じていると考えられています。原子核中ではクォーク凝縮が変化し、クォークと反クォークでできた中間子の質量も変化すると予想されています。しかし、過去の実験データに不一致があるなど確証が得られていません。本研究では、過去の測定の問題点を解決する測定手法を確立することを最初の目標としています。手法の有効性を確認でき次第、原子核中での中間子の質量を測定し、核子の質量の起源について重要なデータを示す予定です。
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