研究課題/領域番号 |
24H00236
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
青木 和也 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 研究機関講師 (70525328)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
47,190千円 (直接経費: 36,300千円、間接経費: 10,890千円)
2024年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | カイラル対称性 / ベクトル中間子 / 質量 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、質量の起源の実験的検証である。現在考えられている質量獲得機構は有限密度中で質量変化を予言し、それを検出するのが本研究J-PARC E16実験である。 具体的には陽子ビームを原子核標的に照射し、生成したφ中間子の質量を電子陽電子対崩壊を用いて測定する。φ中間子の有限密度中とゼロ密度中質量を同時測定できる。 高統計・高分解能測定はもちろんのこと、様々な測定量によって系統的研究を行い、それらが統合的に理解されることが重要である。原子核標的依存性・運動量依存性の測定に加え、衝突径数依存性という新たな系統的測定を可能とするため、最内層トラッキング検出器であるシリコン検出器を増強する。
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