研究課題/領域番号 |
24H00238
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
田中 良樹 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 研究員 (00868440)
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研究分担者 |
板橋 健太 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (30322093)
佐藤 広海 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, チームリーダー (20300874)
竹田 浩之 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 技師 (30392020)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
48,230千円 (直接経費: 37,100千円、間接経費: 11,130千円)
2024年度: 18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
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キーワード | π中間子原子 / カイラル対称性 / クォーク凝縮 / 逆運動学 / ガス標的 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、π中間子と原子核が束縛した原子(π中間子原子)の精密分光を実施することで、QCD真空の非自明な構造を解き明かすことを目指す。π中間子原子の分光分解能を従来よりも大幅に改善し、さらに従来の手法では困難だった核種についてのπ中間子原子を系統的に分光することを可能とするために、新たな実験法である「逆運動学」の方法を開発する。この新しいπ中間子原子の実験法を開発・実現し、π中間子と原子核の相互作用をかつてない精度で決定することで、QCD真空に凝縮しているクォーク凝縮の密度依存性を世界で初めて実験的に求めることを目指す。
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