研究課題/領域番号 |
24H00259
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中村 智樹 東北大学, 理学研究科, 教授 (20260721)
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研究分担者 |
牛久保 孝行 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(高知コア研究所), 主任研究員 (10722837)
上椙 真之 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 散乱・イメージング推進室, 主幹研究員 (20426521)
藤谷 渉 茨城大学, 理工学研究科(理学野), 准教授 (20755615)
玄田 英典 東京工業大学, 地球生命研究所, 教授 (90456260)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
47,190千円 (直接経費: 36,300千円、間接経費: 10,890千円)
2024年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | 小惑星 / 太陽系 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,円盤を分けていた3領域のうち,外縁の領域を「第三世界」と定義する.この世界は太陽から10au以上離れ,H2OやCO2の氷が安定に存在する低温領域(-200℃以下)であった.内側は太陽系中心部,外側は星間空間と接していたため,「第三世界」は星間空間から太陽系へと変化する境界領域と捉えることができる.本研究により,この領域に存在していた物質構成を推定することにより,太陽系形成期の宇宙との境界領域に,太陽系中心領域で形成された物質がどの程度存在していたのか,また,星間物質がどの程度残っていたのかについて理解が進み,原始惑星系円盤における化学進化や物質混合について重要な知見が得られる.
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