研究課題/領域番号 |
24H00274
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
久保 友明 九州大学, 理学研究院, 教授 (40312540)
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研究分担者 |
本田 陸人 九州大学, 理学府, 特別研究員(DC) (10993553)
辻野 典秀 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 回折・散乱推進室, テニュアトラック研究員 (20633093)
富岡 尚敬 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(高知コア研究所), 主任研究員 (30335418)
坪川 祐美子 九州大学, 理学研究院, 助教 (40824280)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
2024年度: 23,400千円 (直接経費: 18,000千円、間接経費: 5,400千円)
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キーワード | 地球深部水 / レオロジー / カイネティクス / 深発地震 / 放射光高圧変形実験 |
研究開始時の研究の概要 |
地球マントル対流を理解する鍵となるマントル遷移層に沈み込む海洋プレート(遷移層スラブ)の力学挙動には、深発地震発生と冷たいスラブの軟化という2つの未解決問題があり、そこには水と相転移が深く関わっている。本研究では水が関与する重要プロセス(脱水脆性化と加水軟化)に焦点をあて、次世代放射光による変形-反応その場観察手法とFIB-TEMによる極微小領域観察技術を駆使した実験研究を行う。これまで取り組んできた相転移が関与する重要プロセス(相転移断層形成と超塑性流動)とあわせて、遷移層で観測される多様なスラブ形状と深発地震分布を、水と相転移の両面から物質科学的に解明することを目指す。
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