研究課題
基盤研究(A)
「測れないものは作れない」,と言われる.これは正しく測れるということがものづくりの根幹であり,測定限界がものづくりの限界であることを示している.上記のことから,これまで測定できなかったものを測定できるようになるとものづくりの新しい潮流が生まれる可能性がある.本研究の目的は,ナノテクノロジーに代表される精密工学において,ものづくりに用いられている測定装置の限界を打破し,より小さなものづくりを実現するための基盤を創成することである.そのために,「光演算装置」と名付ける独自技術を開発し,既存の超精密計測の限界を打破する手法を提案する.