藻類オルガネラ工学による高付加価値化合物の選択的合成

• 研究課題/領域番号: 24H00392
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分27:化学工学およびその関連分野
• 研究機関: 東京農工大学
• 研究代表者: 田中 剛 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20345333)
• 研究分担者: 津川 裕司 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30647235) ; 吉野 知子 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30409750) ; 前田 義昌 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30711155)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 47,970千円 (直接経費: 36,900千円、間接経費: 11,070千円); 2025年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円); 2024年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
• キーワード: 微細藻類 / オルガネラ / 医薬品化合物 / オイルボディ

研究開始時の研究の概要

本研究では、C20脂肪酸に由来する医薬品化合物の実用化レベルでのバイオ生産を目指し、藻類のオルガネラであるオイルボディ内に疎水分子を効率的に格納する独自の取り組みにより、化合物濃縮および細胞毒性の回避を行い、生産性の飛躍的な向上を実現する。具体的には、目的化合物の合成を阻害する競合経路の網羅的な理解を行い、その競合経路の阻害や特異的な酵素の発現により、各医薬品化合物の選択的な合成法を確立し、生産性向上を目指す。