研究課題/領域番号 |
24H00418
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分29:応用物理物性およびその関連分野
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
福間 剛士 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 教授 (90452094)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
2024年度: 20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)
|
キーワード | 原子間力顕微鏡 / オープンループ電位顕微鏡 / 金属腐食 / 局部電池 / 液中電位分布計測 |
研究開始時の研究の概要 |
腐食は様々な産業で莫大な経済損失をもたらし、建物や橋梁の安全を脅かす深刻な社会問題である。本研究では、我々が独自に開発してきた液中電位計測技術であるオープンループ電位顕微鏡(OL-EPM)の原理に改良を加え、それが動作する電解液濃度の上限を10 mMから580 mM(海水塩濃度)以上へと飛躍的に向上させる。さらに、開発した技術を用いて、採油プラント向けに開発されている高耐食性材料であるCr基合金の腐食反応を高温高濃度環境でその場観察し、その腐食機構を解明する。この成果により、Cr基合金だけでなく様々な高耐食性材料の腐食機構解明の可能性が拓かれ、腐食科学の発展と社会問題の解決に大きく貢献できる。
|