研究課題/領域番号 |
24H00531
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
柏木 健一 筑波大学, 人文社会系, 教授 (00447236)
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研究分担者 |
氏家 清和 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30401714)
佐々木 一憲 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 研究員 (60709715)
上山 一 釧路公立大学, 経済学部, 准教授 (80626226)
佐藤 麻理絵 筑波大学, 人文社会系, 助教 (80794544)
相馬 拓宜 筑波大学, 理工情報生命学術院, 特別研究員(DC2) (90982827)
丸山 優樹 農林水産省農林水産政策研究所, その他部局等, 研究員 (60832665)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
47,450千円 (直接経費: 36,500千円、間接経費: 10,950千円)
2024年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 産業育成 / ミクロ分析 / 生産性分析 / 生産者行動分析 / 消費者行動分析 |
研究開始時の研究の概要 |
農産物の質に関する情報が遍在し、サプライチェーンの川下ほど製品の本質的価値を識別するための取引費用が高くなる場合には、川上の生産者が農産物の高付加価値化を図るインセンティブは低く、高品質製品が市場から淘汰される逆選択が起こる。中東・北アフリカの食料産業はかかる情報の非対称性が生じている典型例であり、川上の食料産業が旧宗主国を中心に先進国への素材や原料供給に留まるという植民地型産業構造が残存する。このような植民地型産業構造から脱却する鍵は何か。本研究では、中東・北アフリカ諸国のオリーブ産地を例に、革新的オリーブ産地を形成するためのナッジを実証的に解明する。
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