筋細胞ミトコンドリアへ輸送される非典型的タンパク質が導く細胞の機能修飾の機序解明

• 研究課題/領域番号: 24H00675
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 増田 和実 金沢大学, 学校教育系, 教授 (50323283)
• 研究分担者: 芝口 翼 金沢大学, GS教育系, 講師 (40785953) ; 荒磯 裕平 金沢大学, 保健学系, 准教授 (20753726) ; 新井 敏 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 准教授 (70454056)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 47,710千円 (直接経費: 36,700千円、間接経費: 11,010千円); 2024年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
• キーワード: 筋細胞 / ミトコンドリア / タンパク質輸送 / ミオグロビン / 分子イメージング

研究開始時の研究の概要

健康増進のためには運動や食事を含む健全な生活習慣を通じて、とりわけ骨格筋のミトコンドリア（Mito）の機能向上が重要である。我々は心筋や骨格筋の細胞にしか存在しないタンパク質：ミオグビン（Mb）がMito呼吸能力を上昇させることを発見したが、その生理学的な全容解明には至っていない。また、Mito機能に影響をもたらす新たなタンパク質が存在する可能性がある。本研究では、Mitoへ輸送されるタンパク質やその輸送機序、こうしたタンパク質によるMito機能変化の解析を進める。本研究を通じて運動能力向上や健康増進・疾病予防に必要不可欠なMitoを活性化する新たな制御機構の解明へ挑戦する。