研究課題/領域番号 |
24H00760
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分63:環境解析評価およびその関連分野
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研究機関 | 国立極地研究所 |
研究代表者 |
藤田 秀二 国立極地研究所, 先端研究推進系, 教授 (30250476)
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研究分担者 |
平林 幹啓 国立極地研究所, 先端研究推進系, 特任助教 (20399356)
飯塚 芳徳 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授 (40370043)
津滝 俊 国立極地研究所, 先端研究推進系, 助教 (40706371)
東 久美子 国立極地研究所, 先端研究推進系, 特任教授 (80202620)
中澤 文男 国立極地研究所, 先端研究推進系, 准教授 (80432178)
大野 浩 北見工業大学, 工学部, 准教授 (80634625)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
47,710千円 (直接経費: 36,700千円、間接経費: 11,010千円)
2024年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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キーワード | 南極 / 氷床 / 流動 / 地球温暖化 / 海面上昇 |
研究開始時の研究の概要 |
地球温暖化による海水準上昇現象は、人類の生存に直結する課題である。極地氷床が海に流出を支配する主要プロセスのひとつは、氷床の内部変形機構であり、その理解は必要である。氷床のなかでは、そこに含まれるエアロゾルがその種類や量の変動に応じて氷床の力学特性に軟化や硬化の性質変調を引き起こす。氷床の内部変形の際に変形部位の硬軟に応じ流動は変調される。本研究は、このような硬軟が氷床の海への流出にもたらす影響を問う。問いのために、独自開発の先端計測手法群を用い、流動への影響が大きい約10万年前に遡る年代帯の氷の中でのエアロゾルと硬軟の関係性を調査する。海水準の変動予測に必須の理解を得る。
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