土壌微生物機能を通した農耕地生態系のストック制御およびフロー制御による環境修復

• 研究課題/領域番号: 24H00775
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分64:環境保全対策およびその関連分野
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 舟川 晋也 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (20244577)
• 研究分担者: 柴田 誠 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (40799607) ; 角野 貴信 公立鳥取環境大学, 環境学部, 准教授 (50511234) ; 沢田 こずえ 名古屋大学, 生命農学研究科, 特任助教 (60795285)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 47,970千円 (直接経費: 36,900千円、間接経費: 11,070千円); 2025年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円); 2024年度: 20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)
• キーワード: 環境修復 / 物質動態 / 農耕地生態系 / 土壌微生物

研究開始時の研究の概要

本研究では、物質動態に基づく生態系の型に応じた農耕地の環境負荷削減技術を提案する。「生態系における物質動態の定量評価」では、世界各地の生態系の物質動態を実測し生態系の型を定量的に検証する。「土壌環境―微生物－植物の連環基盤の解明」では、微生物群集のゲノム・プロファイリングおよび機能遺伝子発現解析を通して生態系の型の微生物遺伝基盤を明らかにする。「生態系のストック制御およびフロー制御による環境修復技術の考案」では、添加基質や土壌微生物機能を制御した環境負荷放出削減技術を提案する。「環境修復のシミュレーションと予測」では、物質動態モデルを構築し、環境修復技術の波及効果の推定・予測を行う。