アルツハイマー型認知症(AD)患者の日中過眠と脳血流との関連を探索的に検討することを目的とする。AD患者に対し、神経心理検査(MMSE、NPI、CDR)、神経画像検査(頭部MRI、脳血流SPECT)を実施する。また日中の睡眠時間を評価するため腕時計型デバイスをAD患者に装着して一週間程度過ごしてもらう。回収したデバイスから、日中及び夜間の睡眠時間データを収集する。日中の睡眠時間と脳血流との関連をvoxel-wise解析にて検討する。また日中の睡眠時間と認知機能、認知症重症度、BPSDとの関連を検討する。
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