社会における情報化の急速な進展にともない,高等学校ではプログラミング教育の充実化が図られた。生徒個々に応じた効果的な学習指導が求められる。 本研究では,プログラミング学習におけるコーディング過程データから特徴量を抽出し,習熟度を予測する人工知能モデルを構築する。生徒のプログラムの作成と実行,およびコーディング過程データの取得と習熟度予測には,独自開発のプログラミング学習システムを用いる。高等学校情報科のプログラミング教育において,人工知能モデルを活用した学習支援を行い,その有用性について検討する。
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