申請者の学校では、小学校において技術科を設定し、これまでに系統的なプログラミング教育(小学校3年~中学3年)を実施しカリキュラムを構築してきた。これは、スキルのある指導者がいない学校で課題である導入以降の実践内容の指標になる。他方で課題として、その評価の手段が児童の振り返り、成果物の完成度合いしかなく、指導者による児童の実態把握が難しいことである。そのため、科目として設定するには、プログラミングの理解度などを評価するためのルーブリックが必要になる。ルーブリックの開発は、学習内容の改善や指導者が変わっても児童に対する評価が異ならないことが必要なためである。
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