研究課題
奨励研究
本研究の目的は,数学的一般化の実態をもとに小学校算数科の三角形の求積における数学的概念の理解を支援するための示唆を得ることである.そこで研究期間の(1年)では,まず高等数学を対象としたHarel&Tall(1991)の一般化の捉えとピアジェの学習理論を結びつけたDorko(2019)の研究を援用し,小学校算数科の三角形の求積の学習場面において再構成的一般化と膨張的一般化という一般化における理解の過程の実態を捉えることを目的に研究を進める.