本研究は、不登校児童生徒を対象として、学習指導要領が目指す資質・能力育成のための真正な学びを実現する、社会科学習支援プログラム開発とその効果検証を行うものである。それは、様々な要因により学校や教室へ登校しない選択をした(せざるを得なかった)子ども達の学び保障として、学校や行政による新たな学習支援の在り方を示すものである。 より具体的には、不登校の状態にある児童生徒を対象に、彼らが教師や支援スタッフのサポートを得ながらも、自律的に社会科学習を進めるための内容・方法を開発し、実施・検証した上でその要件を抽出し、モデルカリキュラム・モデル教材として広く提案しようとするものである。
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