研究では、センサネットワーク等と応用先とする独立電源システムを対象とし、30W以下の太陽電池を用いた二次電池の充電制御回路を開発する。充電制御回路の開発では、太陽電池の短絡等を安全に保護できる電源回路構成の提案と、保護回路が動作する電圧、電流の設定値を調査する。充電制御回路の検証では、屋外に独立電源システムを設置し、2か月程度データを取得して評価する。また、開発した制御回路の一部を用いて独立電源を製作する講座を実施し、自然エネルギーによる電源システムの構築方法を一般の方に周知する。講座は、一般の方(10人程度)を対象とした教材を製作し、自然エネルギーの活用について学習できる内容とする。
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