気候変動の影響により、熱中症対策の強化は急務となっている。本校でもスポーツ活動や実習において熱中症を起こしやすい環境があり、学生の健康と安全を守るためにも対策の強化に取り組む必要がある。本研究は、湿球温度と黒球温度をセンサで取得する環境センシング技術とデータロガーとデータベースサーバ間で測定データを送信するための特定小電力無線(長距離データ送信技術)を組み合わせ、測定データを格納するデータベースサーバと表やグラフ形式でウェブブラウザに表示するウェブサーバを構築し、熱中症警戒システムの開発を行う。
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