研究課題
奨励研究
短寿命α線核種211Atを使用できる放射線施設はまだ少ないため、本来の創薬研究の本質ではない放射線安全取扱のための実験は殆ど進められていない。標識実験や動物実験に放射線安全管理担当者として立ち会うのみならず、実用的なデータを収集して、実験者の安全を確立する手法を教育訓練資料として作成する。実測による根拠のある防護マスクの捕集効率が具体的な数字として示されれば、何となく着用するのではなく、内部被ばくの防止のために効果的にマスクを着用する意識を実験者が自ら持つようになる。