研究課題
奨励研究
遺伝子工学による品種改良には、外来物質を細胞に導入する必要がある。しかし、微細藻類が持つ強固な細胞壁が導入を困難にしている。本研究では、マイクロプラズマ法を応用して、微細藻類用の外来物質導入ツールを開発する。プラズマの刺激によって、エンドサイトーシス(細胞が外界から物質を取込む作用のこと)が惹起されることで、細胞壁が損傷しない低侵襲で高効率な導入が実現できると考えており、従来の方法と比べて優位性があるかを検証する。