研究課題
奨励研究
これまで簡易な装置構成の固体ソースH2Oプラズマ処理により、ガラスとPDMSの接合を達成することができたが、接合が不完全であったり、接合面積の大きな試料では接合にムラが生じることがあった。本研究では、電極の形状およびプラズマソースとなる純水を入れる容器の設置位置を改良し、プラズマ分布の均一化を目指す。プラズマ分布は処理前後の試料の表面粗さや純水滴の接触角で評価し、強度は表面を処理したガラスとPDMSの貼り合わせ箇所の破壊強度測定および実際に作製したマイクロ流路デバイスの耐圧性から確認する。