木質構造フレームの火災時耐力予測における梁端ピン接合部の回転拘束効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号	24H02562
研究種目	奨励研究
配分区分	補助金
審査区分	2160:土木工学、建築学、航空宇宙工学、船舶海洋工学、社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
研究機関	千葉大学
研究代表者	菊地毅之千葉大学, 西千葉地区事務部, 技術職員
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス	交付 (2024年度)
配分額 *注記	470千円 (直接経費: 470千円) 2024年度: 470千円 (直接経費: 470千円)
研究開始時の研究の概要	本研究の目的は、木質構造フレームの火災時破壊時間の予測および梁端ピン接合部の回転拘束効果による梁の火災時曲げ耐力の向上を期待するために、加熱方法を工夫した鋼板挿入ドリフトピン接合部の高温時曲げ試験を実施し、火災加熱を受けた残存断面におけるドリフトピン接合部の高温時曲げ強度・剛性に関する実験データを取得することである。過去に提案した一般的なコンセントでのヒーター加熱が可能な小型ヒーター（カードリッジヒーター）をドリフトピンに挿入しながら加熱と加力の両方を行うことで、実験実施および破壊状況の確認が容易になるだけではなく、火災実験に比べて経済的・環境的な負荷が非常に小さいことは本研究の特長である。