研究課題
奨励研究
この研究では, 泌尿器科から提出された尿検体から, 廃棄される予定の残りを使用し, 尿中に出現している癌細胞についての検討を行います. 尿中に出現する癌細胞のうち90%以上が膀胱や尿管に好発する尿路上皮癌という癌です. この研究では尿路上皮癌の発現しているタンパク抗原について調査し, それらが尿中に出現している癌細胞に対しても同様に発現しているのかを検討することによって, これまで良性か悪性かの鑑別が難しかった症例に応用していきたいと考えています.